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【猫の肥満】

猫も太りすぎは万病の元です。
こちらでは猫の肥満について考察しています。






猫の主な死亡原因は事故死の他、悪性腫瘍、心臓病、腎不全、肝不全があげられます。
先天的なものと後天的なものがありますが、後者としては太り過ぎ
(栄養バランス異常、高カロリー食過剰摂取)が原因となっていることが多いのです。
ぷよぷよ猫さんは可愛いけど油断ができません。健康食餌管理は同居人さんの使命です。




■ ペットの肥満 ■

猫も太りすぎは万病の元。 と言えど室内飼いの場合、運動不足でデブニャンになりがち。
避妊去勢によるホルモンバランスの崩れからの肥満もあります。
もちろん、食べ過ぎは一番の原因。



【うちの子は肥満?】

   ●お腹の皮がたるんでいる
   ●歩くとお腹が左右に揺れる
   ●上から見るとお腹が出て見えている
   ●しっぽ付け根が太い(肥ると顔やお腹だけでなくしっぽにも脂肪がつきます!)
   ●肋骨の感触がない
   ●便秘
   ●一歳の(大人猫になった)時より太ってる

思いあたるものはありますか? 肥満猫さんかも?


カロリー消費量に対して摂取量が多いわけだから、食べる量を減らせば良いのですが、
急激に減らすと肝臓に脂肪がたまる病気になることもあります。御注意!
時間をかけて、ゆっくりとダイエットしましょう。
低カロリーのダイエットフードも効果的です。








【体重測定方法】


 ●動物病院で量ってもらう

 ●ペット専用の体重計を使う

ペットヘルス SPH-20



 ●キッチンスケールで量る

  猫を箱やカゴに入れて、キッチンスケールに乗せます。風袋機能付きが便利。
  猫が逃げ出さないように、撫でたり声をかけるなど落ち着かせ量るのがポイント。

A&D デジタルはかり SH-12K



 ●人間用体重計で量る

   【1】 猫をだっこしたまま自分の体重を測る :Aグラム
   【2】 自分だけの体重を測る         :Bグラム
   【3】 1から2を引く     :A−Bグラム = 猫の体重

TANITA 【乗った人をピタリと当てる「乗るピタ機能」搭載】 体組成計 ホワイト BC-754-WH






【体長測定方法】



あお向けにして、鼻づらの一番先から肛門までをメジャーで測ります







【肥満の成因】

肥満の原因としてあげられるのが、スナックの与え過ぎ、不規則な食事時間、
体質的遺伝、種類別体質、避妊去勢による性ホルモンの欠如、運動不足です。


●主な原因は、エネルギーの消費量よりもエネルギーの摂取量が多いというもの。
 食物の摂取過剰による供給の増加。
 運動不足でエネルギーの消費が少ない。
 つまり簡単に言うと「食べ過ぎで運動をしない」

●代謝要因としては、脂肪合成の亢進や体内熱生産の減少などがあげられます。

●避妊去勢手術をした猫さんは太りやすい。

●遺伝的要素も考えられます。
 しかし人間も同じく「肥りやすい」体質というのは遺伝しても「肥る」は遺伝しません。
 もしも肥りやすい種でも、生活環境で肥満は防ぐ事ができます。






【猫のエネルギー必要量】

1.2×RER

減量が必要な場合は 0.8×RER

RER=70×(体重kg)0.75乗
RER=30×体重kg+70

※成猫の一日当たり
※体重は目標体重で計算


** 猫さんが一日に必要なカロリーは「猫お食事辞典」に表があります **
左のカテゴリーメニューからどうぞ。
(左にご案内が表示されていない人はこちらから)






【肥満による合併症の病態】


・脂肪肝 高脂血症
・糖代謝異常  高インシュリン血症 インシュリン感受性の低下
・内分泌異常
・循環器異常  高血圧
・呼吸機能異常
・整形外科的疾患 など

肥満=脂肪 といえど「脂肪」は決して憎むべき存在ではありません。
脂肪組織は生理機能を円滑にする為の生理活性物質を分泌します。

脂肪組織が増加し肥満になると、過剰な生理活性物質が分泌され身体に異常を生じます。
長期化すると生活習慣病(高血圧、動脈硬化、糖尿病など)に発展する恐れがあります。
体重が増えることにより脚腰に負担がかかり、関節炎にもなる恐れもあります。


その他、手術などで麻酔が必要になった時に、肥満による呼吸器への負担など
思わぬところでリスクが発生します。

糖尿病や皮膚疾患、間接疾患など、肥満が引き金となり病気になる場合があります。






【フードでのダイエット】

『肥満防止、肥満減量』を目的としたフードがあります。
色々なメーカーから出ていますが大体のものは高繊維質、低脂肪。
これらは空腹感を感じさせることなく減量でき、
脂肪が少ないので高脂肪血症の猫さんにも有効です。



【減量用フードの主な効果】


・血液中の脂肪を減少
・繊維質によって満腹感
・糖質、脂質の吸収を抑制

脂肪を燃焼しエネルギーに変換する「カルニチン」を配合しているもの、
減量中における皮膚、皮毛の状態を良くする為に「必須脂肪酸」を増量しているもの、
尿石症予防にマグネシウムを制限しているものがあります。

特別減量用のフードを購入しない場合でも、普通のフードも袋に成分表が載っているので
脂肪が少なく繊維が多いものを選ぶと良いですね。



「フードはきちんと量って与えているのに太ってしまう」

と言う人の見落としは「おやつ」。
いくら朝晩のごはんをカロリー計算していても、おやつを見落としてはいませんか?
おやつにもカロリーがあります。
おやつを含めて全てのお食事の合計が一日のお食事カロリーです。





【ダイエットにゃんこ用フード】

【減量の必要な猫用食事療法食】

※処方食(食事療法食)は主治医さんの指示の元お選び下さい。

※下の商品名、商品画像をクリックすると別窓で販売サイトが開きます。


ロイヤルカナン 療法食 減量サポート ドライ 猫用 4kg

ロイヤルカナン 療法食 減量サポート ウェット 猫用 100g×24個

ロイヤルカナン 療法食 満腹感サポート ドライ 猫用 4kg

療法食ユーカヌバ Rアシスト 低脂質 猫用 3kg

療法食アイムス Rアシスト 低脂質 猫用 缶 170g×12缶

ヒルズ 猫用 w/d ドライ 4kg

ヒルズ プリスクリプションダイエット 猫用 w/d 缶 156g × 24

ヒルズ プリスクリプションダイエット 猫用 r/d ドライ 4Kg





【ダイエット猫さん向け総合栄養食と準処方食】

サイエンス・ダイエット ヘアボール コントロール ライト 肥満傾向の成猫用 2.6kg

サイエンス・ダイエット ライト 肥満傾向の成猫用 2.8kg

ユーカヌバ キャット 1歳~6歳用 体重管理用 800g

【ニュートロ(netro)】ナチュラルチョイス猫(NaturalChoiceCat)減量用アダルトチキン2kg

FORZA10 肥満猫用ドライ ミスターフルーツ ライト 1.5Kg フォルツァ10

ナウ (NOW) フレッシュドッグフード ダイエット&シニア 2.72kg

ナチュラルバランス ウルトラプレミアム リデュースカロリーフォーミュラ キャットフード 6.3ポンド (2.85kg)

アルモネイチャー(almo nature) カツオ・ライト 55g×24P






【ダイエットの落とし穴】

猫の肥満と共に、痩せ過ぎも問題です。
同居人さん自身が肥満に敏感な人、綺麗なペットを飼いたいと願う人は
猫さんに対しても過剰なダイエットを強要する場合があり危険です。
食事やカロリーの制限をする時は、痩せ過ぎないように注意が必要です。






【運動でダイエット】


人間のダイエットに効果的といわれているのが有酸素運動。
(3分以上の運動で、血中の酸素、遊離脂肪、乳酸を消費して乳酸と水を生成する運動)

しかし、猫さんは有酸素運動ができない動物です。
ランニングしてもダイエットにはなりません。

そこで効果的なのが、上下運動です。
キャットタワーや階段、机椅子の上下でかんたんにできます。

猫さんは長時間の運動ができないので、一度の運動は数分程度にします。

※高齢の猫さん、循環器系に異常がある猫さん、関節の悪い猫さんにはさせないこと。









【猫の基本体重】

人間の場合「体格指数」の数値を出すことによって肥満かどうかが目安になります。

しかし、猫さんの場合はいろいろな種類(雑種や純血種)が
あり体格が違う為、主観的な判断しかできません。

体重だけが肥満を示すものではありません。
体重が10Kg以上ある巨大猫さんでも、肥満ではない場合もあります!
愛猫さんが肥満かどうか分からなく気になる人は、かかりつけの獣医師さんに相談しましょう。


  【成猫の標準体重】

 アビシニアン 2.0〜4.0 Kg
 シャム    2.2〜4.5 Kg
 アメショー  3.5〜4.5 Kg
 ペルシャ   4.5〜5.0 Kg
 ノルウェジアン・フォレスト6.0〜11.0 kg

※あくまでも標準的な体重であって、固体により違います。
 上記から外れていても痩せ、肥満とは限りません。






【肥満じゃない?!】


注意しなければならないのが、太って見えるからと言って肥満とは限らない場合があります。

●妊娠
●子宮蓄膿症、卵巣の腫瘍
●空腹臓器(肝臓、脾臓、腸)の肥大
●腹水(心臓、肝臓の病気による)
●甲状腺機能低下症
●副腎皮質機能亢進症

----など、病気やその他の原因で太って見える場合があるのです。
いつもと違うな?と思ったら、まず主治医さんに検査してもらいましょう。






【猫のダイエットのコツ】

ダイエットで一番心がけるのは「今より太らせない」です。

急な減量は危険です。
まずは、今以上に太らないように心がけましょう。


「猫のダイエットは1年に1kgが目安です」

もともと猫さんは人間よりもずっと小さいです。
人間の1Kgと猫の1Kgは比率が違います。
ゆっくり少しづつダイエットしましょう。






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上記内容は館主が文献などで個人的にお勉強した一部です。
動物医療は日進月歩、また獣医師さんによって意見の相違がないこともありません。
したがって内容は絶対ではなく、館主も専門家ではない為、あくまでも参考程度になさって下さい。
猫の病気の予防にはふだんからの健康管理が一番大切です。
いつもと変わりはないか、元気にしているか、
同居人さんは猫さんとのコミュニケーションから猫さんをよく「見る」ことを心がけましょう。
猫様同居人さんは、身近に信頼のおける主治医さんを見つけることが
なによりも猫さんにとって安心です。
猫さんの健康面で心配事がある場合は、早急に病院へ連れて行ってあげて下さい。

人間語の話せない猫さんにとって、同居人さんは頼みの綱です。
普段とかわりはないか、元気か、毎日様子を観察してあげて下さいね。



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